半年。色んな初めて。
二丁目の魁カミングアウトさんに出会って半年が経ちました。その節目に。気持ちのままに書いちゃう。
3月17日
大好きな友達とライブを観に行った時にご飯を食べながら「知ってほしい人たちがいる!来週大阪でライブがあるの!」と布教されたのがきっかけでした。
ご飯屋さんで軽く見ただけなので正直最初はライブの良さや歌の良さはまだ分からなかったけど、ある方の顔がとてつもなくドンピシャにタイプで、顔が好きだった役者さんに似ていたこともあり、すごく気になりました(今も少し似てると思ってる)。その日はちょうどGAY24の日で、そんな馬鹿みたいな企画してるの!?配信もしてるの!?なんて驚いたのも鮮明に覚えています。
家に帰ってから、普通ならその日行ったライブの余韻に浸るのに気づいたら二丁目の魁カミングアウトについて調べていて、そしてYouTubeでBUG IS LIFEとマイノリティーサイレンの映像を観て頭を金づちで殴られたかのような衝撃が走りました。明るくかわいらしい、わちゃっとした方々だと勝手に想像していたのでこんなにも力強く、感情を歌に、踊りに乗せてパフォーマンスをしている姿や、歌詞やメロディーの素晴らしさに良い意味で裏切られました。特に顔が好きだと言っていた方の歌声があまりにも素敵で、ずっと目で追ってしまっていて、急いで友達に「大変だ!動画を見る手が止まらない!」と連絡をして、流れるままに一週間後のライブのチケットを取りました。今思うとその決断力と行動の速さはすごいし、きっとこの機会を逃したらダメだと直感で思ったのかもしれません。だからこの日の軽率な私を一生褒めたたえたいです。
それからできる限り調べて、ライブ映像を観て曲を覚えて、ゲイラジオを聴いてみんなのキャラクター性を知りました。私が好みだと言っていた方は白鳥白鳥さんという方でした。話し方も名前の通り上品で、とても頭のいい方だなと感じました。でもいじられたりツッコミを入れたりと、勝手に王子様みたいで凛としていると思っていたのでそのキャラクター性が意外で、よりこの方の事が知りたくなりました。
3月25日
大阪ワンマンライブ。初めてのライブハウス、初めての現場にすごくドキドキしました。
4人の姿を見た瞬間、「動画で見ていた人たちだ!本当に存在するんだ、本当に大阪にいるんだ!」なんてすごく幼稚な頭で興奮したのを覚えているし、何より白鳥さんのお顔を生で見た時に、写真や動画で見る何億倍も綺麗で、オーラがあって、動いてる、本当に生きてる!なんて謎の感動をしていました(笑)
そんな弱い頭で観ていたのですが、三原色の時にふと白鳥さんを見ると泣いていて、「えっ まだ始まったばかりだよね?」って驚いたのと同時に、その泣きながらも踊っている姿が美しくもあり、何だか愛らしくて、このステージが、この空間が嬉しくて、大好きで、大切なんだろうなって気持ちが伝わってきたような気がしました。また、バグズの"今日の乗り越え方すらわからない"での振りで頭を横にした瞬間、汗が横にブワッ!と飛び散っていたのがあまりにも綺麗で、人の汗を見て綺麗…と思ったのも、口に出したのも生まれて初めてでした。今だにその光景は脳裏に焼き付いています。
初めてのライブは率直にすごく楽しくて、来てよかったなと心から思える素敵なステージでした。でもそれと同時にライブは目で追うのが精一杯で、正直後ろから伸びてくる手も、みんなが叫んでいるコールもびっくりしちゃって、この現場向いていないかもしれない…馴染めないかもしれない…とも思ってしまいました。
初めての特典会
一人では不安だったので友達と一緒に撮ってもらいました。ずっとオタクをしてきましたが、チェキという文化も、ステージの上に立っていた方とあんな距離でお話出来る文化も初めてで、こんなに緊張したのは後にも先にもこの日が一番だったなってくらいカチコチでした。
前の現場ではお話出来る機会なんてほとんどなかったので現場ごとにお手紙を書くのが私の応援の仕方でした。なのでつい…、今思えば一週間で凄いことしたなって思いますが、白鳥さんにその当時思っていたことをお手紙を綴りました。手渡しで手紙を渡すという行為も初めてだったので本当に受け取ってもらえるのか少し不安でしたが、渡した時に白鳥さんが「えっ 私に?嬉しい ありがとう」とキラキラしたお顔で受け取ってくれ、あぁ 持ってきてよかったな、書いてよかったなって思わせてくれました。何より驚いたのがチェキで手紙を持って撮っていてくれたこと、手紙を置いた際に手を合わせてくれていたこと。彼はファン一人一人に丁寧に接しているんだろうなって、こんな素敵な人がいるんだって感銘を受けました。またチェキを撮る時の近さが異常で、足元にオタクが立つ場所はないの!?なんでこんなに近いの!?顔くっついてるよ!?って頭が大混乱していました。
その後は白鳥さんがずっと私の手を握って「大阪の人?また大阪くるからね」って真っ直ぐ目を見てお話ししてくれていて、こんなに綺麗なお顔に見つめられたら死んでしまう…って思いながらただただ頷くことしか出来ませんでした。その後ろでミキちゃんとぺいちゃんが私たちのことを見てくれていて、白鳥さんが「5月1日もあるから良かったら来てね」って言った瞬間後ろのミキちゃんが大きく頷いていた姿を何故かずっと鮮明に覚えています(笑)
今思えば初めてだったし、ミキちゃんもぺいちゃんも気を使って後ろで見てくれていたのかな〜って思います。きまるくんは友達とずっと話していたので記憶にないんです。ごめんね。
そんな感じで終わった初めての二丁目の魁カミングアウトさん。友達とご飯を食べながらあーだった、こうだった!って沢山沢山語って、最後に私5月1日行くかも!って友達に言いました。コールもケチャも振りも全然出来ないし、馴染めなくて怖かったけど、それ以上にもっとライブが見たくて、もっとみんなのことが知りたくて、もっと白鳥さんに会いたくなっちゃったんです。
遠征するなんてよっぽど好きじゃないと出来ないことだと思います。だから、この時もう私は二丁魁の虜だったと思うし、この決断をした自分を一生褒めたたえたいです。(二回目)
5月1日
二回目の現場だったけど、あれからもっと沢山知って、もっとみんなのことが好きになって、一ヶ月という期間がこんなに長いんだってくらい待ち遠しかった日。また友達と一緒に観れたことも嬉しかったし、何より勇気を出して初めてコールをして、初めてケチャをして、初めて振りを真似して、初めてライブで泣きました。白鳥さんの挨拶、今だに忘れられないよ。アイドルになりたいあなたを知って、私はこの人が好き、この人のことをこれからももっと知っていきたいって思えたんだよ。それから色んなことがあって少し疑ってしまった時期もあったけど、でもこの時白鳥さんをこれからずっと応援するんだって誓ったこと、絶対に間違いではなかったと胸を張って言えます。遠征して、観に行って本当に良かった。私の大切な人生の1ページになりました。正直胸がいっぱいいっぱいで記憶が乏しいのでDVDで見るのすごく楽しみ。
5月13日
友達と一緒じゃない、超高速チェキでもない特典会はこの日が初めてでまた緊張していましたが、並んでる時にきまるくんと目が合って「ニッ!」って笑ってくれてその可愛さに少し心が落ち着いきました。ツーショの時に白鳥さんが「すっごく目が合ってたよね?お名前なんて言うの?」って話しかけてくださって「まなみんです…」って自分でもモゴモゴしてるなって思うくらい小声で答えてしまったのに(自分であだ名を言うのが恥ずかしかった)、白鳥さんは一瞬上を向いて考えて「アイコン似顔絵の?」と即答してくださいました。アイコンを白鳥さんの似顔絵にしていたので私が「そうです」と返事すると「あ〜 あなたが!やっと会えた!いつもリプありがとう」とパァ〜とニコニコと話して下さるお顔がすごく可愛かったし、「覚えておこう」って呟いた言葉に胸がキュ〜となりました。リップサービスだろうと思っていましたがその一言が、リプを見て知って下さっていたことが嘘みたいに嬉しかったです。
初めての対バン
その日の夜に初めて対バンを経験しました。男性がいる現場や色んなファンがいる空間が私には新鮮で、ワンマンとはまた違う、力強く、燃えるように熱い二丁魁やファンの姿に私もつられて、初めて友達と推しジャンをしました(笑)こんなにはしゃぐ日が来るなんて!と自分でもびっくりしたし、特典会で「二人ともすごい動いてたね!いい顔してた!」なんて言われとても恥ずかしかったです。でも、ステージの上からちゃんと観てくれているんだ!と同時に気がついて、この人たちすごすぎる…!と驚いた日でした。
なにより「えっとね、まなみん!」って推しさんが名前を呼んでくださったことが本当に嬉しくて、その場限りのリップサービスではなく本当に覚えてくれたこと、それからいつ行っても、一ヶ月期間が空いても必ず名前を呼んでくれること、今でも夢みたい嘘みたいって思います。本当に推しさんには頭が上がりません。いつも名前を呼んでくれてありがとう。呼ばれる度に胸が高鳴ってすごく嬉しいんです。
6月30日
初めておなカマネームをつけてもらった日。私がいつも推しさんとばかり話してしまい「白鳥にメロメロだからハクメロちゃん!」って突然ぺいちゃんが命名してくれました。横で「アッハハ」って笑ってる推しさんを見てすごく恥ずかしかったです。そんなに夢中に見えていたんだ、推しさんにもそう思われてたのかなって(笑)横で「バンギャみたい」って呟くきまるくんにはびっくりしたけど。あなたのお口からそんな言葉が出てくるなんて私知らなかったよ!それからいつもおなカマネームで呼んでくれるみんなが大好きです!最初は恥ずかしいなって思ったけどみんなが呼んでくれる度に好きになるし、推しさんへの想いが詰まった大好きな名前です!もう一つ名前があるのって嬉しい。
7月6日
初めて一人でライブを観た日。初めて最前でライブを観た日。友達がいないのが不安で、駅からすぐなのに迷子になったり受付であたふたしたりと泣きたいくらい一人が寂しかった。その日はツーマンで、他のアイドルのファンの方が「僕らは別のファンだからここで観な」って最前を譲ってくれたり、ライブが始まるまで一人でいるのが寂しくてお隣にいた同じ白鳥さん推しのお姉さんに話しかけてみたらすごく良くしてくださって、ライブもその後の特典会もずっと一緒にいてくれて、周りの方の優しさにすごく救われ、現場の温かさを知った日でした。
最前で観るライブは眩しいくらいにキラキラで、楽しくて、まるで独り占めしてるみたいで。いつもは推しさんばかりを追いかけてしまうのですが、その日は目の前にいる人をじっと見つめられて、この曲の時この人はこんな表情をしているんだ、こんな踊り方をしているんだって発見が沢山ありました。ステージが低かったので沢山目が合って笑ってくれたり、推しさんの汗が飛んできたり、目の前の台に乗ったぺいちゃんの近さに押し潰されそうになったりと、普段では体験出来なかったとても贅沢な贅沢な40分を過ごしました。特典会で「前だと(私のこと)ちゃんと観てくれるの」ってぺいちゃんが言ってくれたこと、みんなが「目が合った!」って言ってくれたこと忘れないよ。本当はみんなのことちゃんと観たいの。目が4つ欲しい!っていつも思うの。だからこの日ちゃんと一人一人を観ることができて嬉しかった。私は推しさんを一秒たりとも見逃したくないオタクだからどうしても白鳥さんを贔屓しちゃうけど、4人みんなの事が大好きなんです!
そんな私の色んな初めて。まだたくさんあるけどその中でも簡潔にピックアップしてみた。この半年で色んな初めてを経験させてくれたみんなには本当に感謝しています。いつもありがとう。どうしても初めては減っていくものだけど、これからもきっと私の人生の大切になる新しい思い出を二丁魁を通して増やしていけたら幸せだなぁ。
大好きな人たち、これからもよろしくね❤︎