なかのさんぷらざ

 

 

 

私は昔からグループが好きで、頭では無いと理解していても、ずっとこのメンバーで、永遠にあり続けるんだと思ってしまいます。初めて好きになったグループはひとりが欠けることで休止を選びました。次に好きだった人たちはファイナルイベントをしてコンテンツが終了しました。

 

そして今大好きなにちょがけも、きまるくんが脱退という形になり、だけど3人は前へ進むという決断をしてくれました。とても嬉しかったと同時に怖くもありました。終わらずに形が変わっても続いていくことがはじめてだったので、 4人が絶対って思っていたから、受け入れられるのか、変化に対応していけるのか、悲しさは拭えるのか、ずっと不安でした。

 

 

8月に休養を発表されてから、きまるくんのパートを歌う白鳥さんを観るのにすごく違和感があって、目の前で歌っている白鳥さんがいるのに、このパートは聞き慣れたものじゃなくて、どうしていいのかわからなくてずっとモヤモヤしながら観ていました。

 

でも12月30日、脱退が発表されてから初めて観たライブで、まるもうけの「ぜんぜん日々成長なんて出来やしないけれど」を聴いた瞬間違和感がなくて、マイサイを歌う白鳥さんを観た時に、きまるくんの変わりではなく、きまるくんから受け継いだ白鳥さんが歌う白鳥さんのパートなんだと感じることが出来ました。

それからスッとモヤモヤが消えて、安心して声を出したり手を挙げることが出来るようになりました。この言葉がどうなのかは分かりませんが、"嬉しいな"って思いました。変化が怖かったのに、その変化を受け入れられた自分がいて、推しへの信頼感をもってライブを観れたことにすごく嬉しくて安心出来ました。

  

だから中野サンプラザはもっと楽しみになったし、一緒に見るきまる推し2人の気持ちも、会場にいるきまるくんが大好きな全員の気持ちもみんななら受け止めて、大切に表現してくれると信頼できました。

 

 

 

結果、人それぞれ意見は違うと思うのですが、私はあの形はきまるくんが大切で大好きな3人が表現した形なんだと思うと、愛おしく感じました。確かに機械音に驚いたし違和感も感じたし、これで最後なんだって突きつけられたし、やっぱり4人が良いってすごく悲しくなって、人生で初めてライブ中に声を出して泣きじゃくってしまったけれど、これが4人が歌でどうにか届けたい気持ち、形なんだと思えました。

 

 だって誰よりもずっと一緒にいた3人がこの形が良いと思ったのなら、それはきまるくんにとっても良いものだったんじゃないかと思ったからです。私は3人のきまるくんを想うだいすきな気持ちが詰まった、そしてきまるくんの気持ちもたくさん汲み取った優しい形なんだと、だから4人の歌で、4人の今できる限りの気持ちの伝え方だったんだと感じました。

 

もちろん他にもたくさんの表現の仕方があったと思います。悲しいって気持ちも分かるし、触れないこともまた優しさだったのかもしれません。でも4人で目指した中野サンプラザで、4人で届けられる形、表現の仕方、きまるくんの、きまるくんへの想いの伝え方をみんなで悩んで考えて色んな気持ちを汲み取った結果なんだと思うと、とても愛おしい時間だったなと思います。

そりゃ4人で立つ姿、4人で歌う姿に勝るものはなくて、あの会場にいた全員が望んでいたものだけれど、でもこのどうしようもないやるせない気持ちをあえて触れることを選んでくれた優しさ、表現する温かさに私は嬉しく感じました。もしかしたらきまるくんの名前すら出てこないんじゃないかなんてどこか思っていたけれど、歌で、衣装で、映像で、ステージセットで、照明で、言葉で、あえてたくさん触れる優しさに私はよりみんなことがだいすきになりました。

 

4人はすごく優しくて温かな人たちだと知っているから私はこのような受け取り方をしました。本当のことなんて分からないし、どれが正解とか何も分からないけれど、信頼しきって見ていたから、これもきまるくん含めた4人の届けたいものなんだと感じました。これからも私は4人のことが大好きだし、前へ進む3人をより一層応援していきたいです。

 

 

 

まだライブの感想続いちゃうというか本編なんですけど、まず大きかった!広かった!椅子があるって楽!荷物置ける!段があって見やすい!でした。ライブが始まって幕が開いて階段があり上段があったこと、4人のお花がたくさん散りばめられていたことにもびっくりしたし、新曲で始まったのもまた驚きでした!

 

肉眼でギリギリ見える距離にいる白鳥さんたちが遠くて、小さくて、スクリーンで見なきゃ表情なんて分からなくて、大きな舞台で知らない曲を歌い踊る小さな白鳥さんにどこか寂しさを覚えながらも、驚きや楽しさ、嬉しさが大いに勝り、何よりスクリーンに映る白鳥さんが本当に本当に綺麗で、私の推している人はこんなにも美しくて歌が上手で、表情豊かで、この遠い距離でも伝える、届くライブをするすごい人なんだって白鳥さんのアイドルとしての素晴らしさを実感しました。

 

ボク嫁って本当に楽しくて、Zeppのときも感じましたが、大きな舞台で観るのに相応しい楽曲だなと思いました。曲の繋ぎのラインダンス?がとってもポップで可愛くて総じてTHE・アイドルを感じた瞬間でした!

 

 ホールでのカエルも楽しすぎて気が狂っちゃいそうだったし、改めて歌詞が後ろに出て嬉しいな、すごくいい曲だなといちばん思えた楽曲でした。ステージからはどう見えていたのかなともいちばん気になった楽曲でした!

 

その後の三原色はもう記憶にないんです!ただ最近、きまる推しと一緒に推しジャンするのがすごく楽しくて、テンション上がりすぎてお互い肩組んで飛んだんですけど、バランスを崩して椅子に座ってしまいました!(笑)すごくはしゃいで楽しかったです!

他の曲でも一緒にケチャ、コールが出来るのが嬉しくて、新しい楽しみ方というか、一緒に推しを応援出来るのが嬉しいんです。それは白鳥さんがきまるくんから受け継いで大切に歌ってくれているから出来ることで、私たちはこれからも一緒に手を挙げるし、一緒に声を出し続けたいです(あくまで私の気持ち)。

 

鶴亀で上段のど真ん中で落ちサビを歌う白鳥さんはあまりにも地上で、手を伸ばしながら両手の間から見えるキラキラしている小さな、でも大きく堂々と歌い上げる白鳥さんの姿に感動しました。

きっと白鳥さんが目指している国民的アイドルというのはこういうことなのかな、その夢の途中、夢のひとつを見ることが出来たんだと感じ、胸が熱くなり、手が震えました。あとスタンドマイクを取る時間が全く感じられなかったのもすごかったです!

 

ピンポンダッシュのミラーボールとピンクの照明はとっても可愛くてウワ〜!って思わず天井を見上げてしまったほど綺麗でした!この日披露するためにあった曲なのではないかと思ってしまうほどでした!いつも最高なピンポンダッシュがまた更新されました!

 

あとアンハピの歌い方がいつもと違い、まるで語りかけるような優しく、どこか儚く切ないような歌声が素敵でした。白鳥さんは歌が上手な人だなといつも感じていますが、また改めて、というか新たに歌唱力の素晴らしさを痛感した瞬間でした。感情や魅せる、届ける表現がより強く、より豊かになっていることをさらにさらに感じたライブでした。

 

バグズ+マイサイのマッシュアップは、私は布教された日からずっとバグズ、マイサイ、シャイシャイが大好きで、今でもテンションの上がる大好きな三曲なので、正直あの大きな舞台で一曲一曲を聴きたかった気持ちもありましたが、あの日限りの特別感があって私はかなり好きでした!かなり混乱したけど、同時にかなり興奮しました!振りコピ、コールの試されてる感が面白かったです!(面白く感じて良かったのかはわかりませんが…)

どちらかにキーを合わせることや、普段歌いなれている二曲を上手く交互に歌い上げることはとても大変なことだと思います。またバグズの落ちサビ、今まで見たことのない、言葉にするのは難しいほど苦悩に満ちたような表情がスクリーンに映し出され、まるで息をするのも忘れるようなほどすごい光景でした。バグズの白鳥さんにはいつも驚かされますが、またあの大きな舞台で恐ろしいほどの"魅せる"を感じられました。

 

そのあとsee you、リバ、耳すまと続いたのももう気絶しそうなくらい興奮したし、私はかっこいい、激しい、バチバチな曲が好きな傾向があるので、あまりにも一致というか、このラストスパート感、好きな流れすぎてミキティー本物さ〜ん!信頼!最高!ってなりました!

 

これはより個人的な感想なのですが、シャイシャイ、大きな声で「ヤッタ〜!」と言ってしまったほど嬉しくて、何だか演出すごいな、どうやって最初に繋げるのかな〜なんて思っていたら落ちサビになって、気持ちが追いつかぬままそのまま終わっていっちゃって少し拍子抜けしてしまいました。

Zeppの時、全曲フルでやると聞いていてすごく楽しみだったのですが、想像していた形と違っていて(あれはあれで良かったです!)、なので今回やっと大きな舞台で完全体のシャイシャイが観れるとぬか喜びしてしまったので、勝手に少しだけ悲しくなりました。でも少しでも見れたことは素直に嬉しいな〜と思えたし、次のワンマンではフルで見たい!と逆にメラメラしたので、いつかの日までまた心待ちにしようと思います。だいすきな曲やっぱり大きな舞台で完全体で見たい!

 

メドレーもなんだか地上っぽいなと感じたし、限られた時間の中で、3人体制の中で出来るだけ届けようとしてくれた結果なのかな、全体を通して新しい挑戦をたくさん見たなと感じたライブでした。本当に本当に計り知れないほど努力し、みんなで頑張ったワンマンライブだっただろうなと思います。

 

 

ファンは変化を恐れるものなのかなぁと思っています。その中で前へ進み続けること、大きな舞台でたくさんの新しい挑戦をされたこと、その勇気や向上心に私はすごい人たちだと感じたし、私は純粋に楽しくて、嬉しくて、でも悲しくて、誇らしくて、より4人が大好きになった、行ってよかったと思えたライブでした。

 

 

ホール、楽しかったですね!私ホールが大好きになりました!もちろんライブハウスがいちばん楽しいですが、ホールのライブももっともっと見たいです!あの遠い距離でも白鳥さんがあまりにもキラキラアイドルで、心に届くライブをすることを知れた嬉しさ、誇らしさ、もっと感じたいです!もっと経験したいです!

 

特典会がなくてすぐ感想を言えないもどかしさはありますが、ライブのみでここまで満足感でひたひたにしてくれるみんなは本当に自慢の素晴らしすぎるアイドルです!

これからも一段一段のぼっていく姿を応援していたいし、私はずっとみんなの、白鳥さんの素敵なところ、だいすきな気持ちをどんなに遠くなっても届けていたいです。みんなの届けてくれるもの、みんなのことをずっと大切にしてたいです。これからもたくさんの景色を見せてね。ずっと一緒!ずっとだいすき!